スイスにも押し寄せる長時間勤務の波
スイスに来てまず驚いたことの一つにスーパーの営業時間の短さというのがあるのですが、こちらに来てからの2年ほどでそれも大分変わってきました。
アパートの近所のコープは
- 平日8時〜18時
- 土曜日8時〜16時
だったのですが、それが昨年営業時間の延長で
- 平日8時〜19時
- 土曜日8時〜17時
になり、今日行って見たらこの6月1日から
- 平日8時〜20時
- 土曜日8時〜18時
に営業時間が延長になりました。
うちの近所には学生寮もあるので、需要があると言うことで営業時間が延びたのかもしれませんが、スイスでも需要に合わせた営業をせざるを得ない時代になっているのかもしれません。
とは言え、スーパーで働いている人たちはスイス人じゃ無いケースが多く、結局の所移民の人たちによってそういう労働がカバーされていると言うのが現状です。
去年学会で日本に戻ったときに上野で夜中にコンビニに行ったら日本人の店員が一人もいないのにかなり驚きましたが、スイスのスパーの勤務を支えているのは基本的にはそれと同じ状況です。
労働単価とそれに付加価値をどうやって付けていくのかと言うことを考えさせられます。