雑誌からのinterview
何の縁があってか、Wienerinと言うオーストリアの女性向けの一般雑誌で利他性に関する記事を書こうとしているジャーナリストからインタビューを受けました。
そもそも、どんな経緯で来たかと言うと、Ray Dolan -> Philippe Tobler ->私という流れで、前日ほぼ徹夜でオフィスのソファーで昼寝をしていたら、突然Philippeがやって来て「Altruismに関して取材したいと言う人がいるんだけど、話してくれない?」と言われて、寝ぼけたままPhilippeの部屋までつれて行かれて、面白そうなので引き受けてみました。Philippeから僕の所でとんでもなく落ちるわけですが。。
一般の人(しかも研究にほとんど興味がない人)向けにどのような話をするか結構悩みましたが、結局の所はbehaviorにfocusを置いて話をする事にしました。
- Theory of inequality aversionをcoreに置いて
- Primateとpreschool childrenのデータ
- Donationのimagingの話
- Envy domainに関してはbehaviorデータではかなりcontroversyがある
- 高橋英彦先生のschadenfreudeの話
という感じの内容で話をしましたが、
分野を改めて俯瞰的に見ることができて結構面白かったです。
改めて思ったのが
- Envy domainの仕事って言うのはほとんど無い
行動レベルでのバラツキが非常に大きいと言うのもあるのと関連があるかも?
- Other-regarding pereferenceは非常に強く我々の行動を規定している
でもどこまでが遺伝的に規定されて、どこからが後天的な要因なのか?
GeneticsとVBMなんてやったら面白そうですね。
ただ、最近はgenome wide association studyをやろうとすると、1000人規模が一般的のようなので、結構大変そうですが。。