竹槍部隊

スイスの研究室に来てまず驚いた事。

  • 各部門事にIT support stuffがいる
  • PhD持ちのlab managerが各種手配をしてくれる


東大時代は上記を全部一人でやっていたなー。
と思っていたが、ふと考えるとこれって病院にも当てはまる事に気がつく

  • 採血、点滴を医者がやる
  • 各種診断書などを医者が全部作る


要するに、前線に人を送るだけ送っておいて、
その前線をサポートするシステムが無い。
その結果、前線の効率が落ちて最後は破綻を来す。


それって、太平洋戦争の日本軍でも

  • 補給部隊を考えず前線を拡大

とまあ、同じ事をやっていた訳で。。

ここまで来ると一朝一夕で変えられるようなものではないのかと、
ある種の絶望感を覚えてしまう。


色々とお世話になった知り合いの先生も
特任の独立ラボでは、ボスが自分で伝票処理してはったし。。
もっと、研究に専念できるようなサポート体制組まないとと見ていたら、
「世界最先端研究支援プログラム」なんてのが動き出すらしい。

Yahooのみんなの政治の鈴木寛氏のページにこんな事が書いてある

「また予算の使い勝手や研究者のペーパーワークの軽減などに取り組むとともに、」


改善されると良いんですが。。