ヒモつき

書類のテンプレートをダウンロードするために学振のページを見ていたら、こんなのを(頭脳循環を活性化する若手研究者海外派遣プログラム)発見。組織的な若手研究者等海外派遣プログラムの名前を変えただけのプログラム。


と言うかなんで大学にお金を渡して若手派遣をさせるのか理解不能。この手のお金で良くあるのが、派遣の選考にpoliticsが絡んで弱小ラボの意欲のある人は選ばれる、ビッグラボのイマイチぱっとしない人が選ばれるのが良くあるパターン。もしくは派遣後に数年のお礼奉公が待ってるとか。


日本の場合アカデミアに限らず流動性が低いのだから、流動性を上げるような政策を打つべきなのに、こんなヒモつきの金付けていたら、ますます人材の流動性が落ちると言うのを理解していないのだろうか?


若手を海外に行かせたいのなら海外学振の枠を増やして、fairな選考が行われる若手PIや助教枠を増やした方がよっぽど良いのに。