MbO

今日ここで書くMbOと言うのは一般的になじみがあるManagement Buyout(経営陣買収)ではなくて、Management by Objectiveの事です。ここが経済学の研究所だからなんなのかは良くわかりませんが、私が所属する研究室では1昨年にコンサル会社による評価を受けて、昨年から毎年1−2月にMbOを行うようになったとか。


で何をやるかと言うと、昨年からの人は昨年に立てた目標に対してどれぐらい達成できたかという評価をします。
自分のように昨年のMbOにいなかった人間は昨年やった事と今年の目標を書く訳ですが、、、


改めて昨年の(表に見える)プログレスを書いてみると、何も無いという愕然とした結果が出てきます。年明けにようやく日本でやってた仕事の論文が通ってはいるのですが。。2009年中には通らなかったので。。あと、こちらに来てからも、プログラムやら、課題の調整など道具の準備ばかりやっていたので、プロジェクトとしてはほとんど何も進んで無いと言える状況です。orz


その他、評価する項目としてあげられたのが

  • 研究の進捗状況
  • 研究室への貢献
  • 他の研究者との交流
  • 自分のスキル向上

等々かなり多岐に渡ります。


研究室への貢献と言う点では、学部の卒論や修士修論の指導をどれだけやったか?と言うのも評価項目に入ってくるようです。
ラボマネからは「英語イマイチだし君には無理だよねー」とイヤミを言われましたが、それ以前に「経済学部の学生の卒論や修論」を私が見るのはまあ無理です。


で、今後のキャリアプランを書く場所があって、それに向かって自分がするべき努力と、ボスが出来るサポートについて議論すると言うのがあります。


Wikipediaを見ると、MbOに関して色々と批判もあるようですが、自分のキャリアプランやどのようなスキルが必要であるかに鈍感である傾向の強い人がアカデミアには多いのでこのような試みをやっても良いのではないかなと思いました。